1日の始まりの朝食。
朝食は元気の源であり、1日の始まりにきちんと朝食をとるのはとても重要なことです。
それはお肌にとっても同じことが言えます。お肌を整えるためには朝食をきちんと食べることが大切なのですが、寝過ごして朝食を食べる時間が無かったり、寝起きで食欲が無かったり・・・ついつい朝食をおろそかにしてしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、お肌のために「朝食を食べることの大切さ」についてお伝えします。
目次
朝食を食べる4つのメリット

健康のためには規則正しい食生活が欠かせません。「朝食」はその規則正しい食生活の中でも大切な一つです。朝食を食べることによって多くのメリットがあります。
メリット①生活リズムが整う
朝食を食べることは、生活リズムが整うことにつながります。人間のからだには1日のリズムを作り出す体内時計が備わっていて、日中は活動的に、夜は休息するように生活リズムを調整しています。
体内時計は約24〜25時間と言われ、日常の24時間周期とは1時間のズレが生じてしまいます。24時間からズレた体内時計は、毎日リセットさせる必要があるのです。
そのリセットの役割は光と朝食にあるといわれています。
・毎日決まった時間に起きて朝日を浴びること
・朝食を食べること
で、体内時計がリセットされ、心身のリズムが整うことにつながります。体内時計が狂うと、からだの不調にもつながってしまうため、朝日を浴びる・朝食を食べることはとっても大切なことなのです。
メリット②仕事や勉強の効率を上げる
人間の脳はブドウ糖をエネルギー源として使っています。朝目覚めたときに頭がしっかり働かず、ぼーっとしてしまうのは寝ている間にブドウ糖が使われて足りなくなってしまっているからです。
そのまま朝食を摂らずにいるとブドウ糖を補うことができずに、からだは動いていても頭はぼんやりしているもったいない時間を過ごしてしまうことになりかねません。
朝食を食べることでブドウ糖をしっかりと補い、脳とからだを目覚めさせ、仕事や勉強に集中することができるようになります。
メリット③代謝が上がる
朝食を食べると胃腸が活発に動き出します。そして眠っていたからだが動き出して睡眠中に低下した体温が上がります。体温を高く維持するために体内のエネルギーが消費されるので、体温が高くなることは「基礎代謝」が上がることにつながります。
メリット④腸活につながる
朝食をしっかりと食べると、胃に刺激が与えられ腸の蠕動運動が促されて排便が誘発されます。これを胃結腸反射といい、食べ物が胃に入ることで大腸が反射的に収縮し、便を直腸に送り出そうと動きはじめる反応です。
胃結腸反射は食事のたびに起こりますが、胃がからっぽの時間が長ければ長いほど、また、食事の量が多ければ多いほど活発になります。そのため胃結腸反射は、睡眠後の胃が空の状態である朝に特に強くでると言われています。
快便は健康のために大切なことです。朝食をしっかり食べて、排便を促し腸活につなげましょう。
朝食を食べることでのお肌への影響

朝食を食べることによってからだには多くのメリットが起こることをお伝えしました。それによってお肌にとっても良い影響が出てきます。
▶ターンオーバーが整う
ターンオーバーとは新しい皮膚が生まれて古い皮膚がはがれ落ち、お肌が新しく生まれ変わるサイクルのことです。美肌のためにはこのターンオーバーを整えることが重要となってきます。
朝食を摂ることで生活リズムが整い質の良い睡眠にもつながります。お肌のターンオーバーは睡眠中に行われるため、質の良い睡眠を摂るということはお肌のターンオーバーが整うことにつながります。
つまり、朝食を食べることで質の良い睡眠につながり、ターンオーバーが整い、美肌に近づくということになります。
▶腸活による美肌効果
腸内環境とお肌は密接につながっています。腸内環境が悪化して悪玉菌が増えると、悪玉菌がタンパク質を分解する際に出す有害物質も増加します。
便秘で有害物質が外にでにくくなると、有害物質は大腸の毛細血管を通じて血液中にとけ込んで全身をめぐり、からだにとってさまざまなトラブルをおこします。
お肌も例外ではありません。
腸内環境が悪化し便秘になってしまうと、ニキビ・吹き出物・シミができやすくなったりと様々な肌トラブルを引き起こします。
そこで、朝食が大切になってきます。朝食を食べることで、胃結腸反射を起こし便秘を防ぐことで腸活につながります。
▶くすみ解消
朝食を食べることで、からだが温まり代謝も上がります。お肌の老廃物も排出されやすくなり、お肌のくすみ解消につながります。
美肌に近づく朝食の食べ方と効果

朝食を食べることで、お肌に良い影響を与えることをお伝えしましたが、より美肌に近づくために効果的な朝食の食べ方を紹介します。
からだを温める
寝起きは一日の中で一番体温が下がっています。血流を促進してからだを活動状態にするために、朝食で温かいものを食べるようにしましょう。
お味噌汁やスープなど温かい食べ物によって胃腸が温まり、血流が良くなると体温も上がってきます。からだが温まると代謝アップにもつながりますので、お肌の老廃物も排出されやすくなり、くすみ解消につながります。
朝食で摂りたい栄養素
◯炭水化物
脳の活動エネルギーは主にブドウ糖の働きによるものです。そのため、寝ている間に使われて足りなくなっているブドウ糖を補う必要があります。
ブドウ糖は
・ごはん
・パンなどの穀物やいも類
・果物
・砂糖
などに含まれています。
朝食でしっかり炭水化物をとることで、脳とからだを目覚めさせ、仕事や勉強に集中できるようにしましょう。
◯タンパク質
睡眠中に分泌される成長ホルモンが活発になると、タンパク質の吸収が促進されて筋肉・髪の毛・お肌などの様々な箇所でタンパク質が消費されます。そのため、寝起きの状態はタンパク質不足になっています。
食事からのタンパク質補給が大切です。タンパク質は
・肉
・魚
・乳製品
・納豆
・豆腐
などに含まれます。納豆なら1パック、目玉焼きなら1個分、豆腐なら半丁くらいが目安量です。
◯ビタミンやミネラル
特にビタミンACE(エース)を摂りましょう。ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEのことです。シミの原因になる、紫外線・ストレスなどからお肌にかかる酸化ストレスを抑えてくれる効果があります。
さらに、朝食に摂ることで日中のダメージを軽減してくれる効果が期待できるのです。
ビタミンA→にんじん・ほうれん草
ビタミンC→ベリー類
ビタミンE→アーモンド
などに多く含まれています。
摂り方を工夫する
朝食を摂る時間が無い方や、寝起きは何も食べたくない方もいらっしゃると思います。
ヨーグルトにバナナ・ハチミツ・グラノーラ・シリアルなどを加えれば、栄養バランスやカロリーも十分な朝食を手軽に食べられます。また、プロテインなどを活用するのも手軽に栄養素が摂れるのでおすすめです。
まとめ
朝食は1日をスタートさせる大事な時間です。時間が無い方も、できる限りで良いので朝食の時間を作って食べるようにしましょう。
朝食を食べないのははっきり言ってNGです。簡単なものでも良いのでからだのためにもお肌のためにも朝食を食べるようにしましょう。
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