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カサカサ肌にさようなら!粉吹きファンデ対策完全ガイド

ファンデーションを塗ったとき、カサカサと粉が吹いたようになったことはありませんか?

そもそもお肌をきれいに見せるためにファンデーションを塗っているのに、カサカサと粉を吹いたように見えてしまうのはとても悲しいですよね。

そこで今回は「粉吹き肌の原因と外出先での応急処置・対策」についてお伝えします。

粉吹き肌の正体:乾燥・バリア機能・化粧品の相性

ファンデーションを塗って粉吹きしてしまう大きな原因としては「お肌の乾燥」と「化粧品との相性」の2つが考えられます。

原因①:お肌の乾燥

粉吹き肌の原因として、一番多いのは「お肌の乾燥」です。粉が吹いている状態というのは、ファンデーションがお肌から浮いている状態です。

お肌が潤っていないと、化粧下地やファンデーションがなじみにくくなってしまいます。なじまないということは、お肌から浮いてしまい、結果的に粉吹いてしまうことにつながります。

お肌の乾燥は、保湿不足や加齢によるもの、紫外線による刺激や空気の乾燥などさまざまな外的要因によって引き起こされます。

【お肌の乾燥の原因】

・空気の乾燥

お肌は空気の乾燥に敏感です。気温が低下し空気が乾燥する秋から冬にかけては、汗や皮脂の量が減るため皮膚が乾燥します。

また、エアコンなどによる過度な冷暖房によっても、空気は乾燥するので、秋や冬だけでなく季節を問わず気を付けましょう。

私たちのお肌は、皮脂や汗を分泌して乾燥からお肌を守ろうとする力を持っています。エアコンにより快適な温度の中で過ごしていると汗をかくこともなく、お肌本来の防御機能が働かなくなってしまいます。

汗や皮脂分泌の働きが低下すると、バリア機能が低下する原因になり、よりお肌の乾燥が進んでしまうでしょう。

・保湿不足

スキンケアでの保湿が十分でないと、お肌が乾燥してしまい粉吹き肌になってしまいます。夜のスキンケアだけでなく、朝のメイク前のスキンケアも重要になります。

また、お肌は季節によってさまざまな影響を受けています。季節に応じたスキンケアアイテムを選ぶことも大切です。

・加齢

加齢により、皮膚のうるおいを保つ物質(皮脂・天然保湿因子・角質細胞間脂質)が減少することで、お肌の乾燥が起こります。

【バリア機能低下によるお肌の乾燥】

お肌のバリア機能の低下もお肌の乾燥を進行させてしまいます。バリア機能とは、お肌を外の刺激から守る、お肌の水分の蒸発を防ぐ等、お肌に備わった機能のことです。

以下のような時にバリア機能が低下してしまい、お肌の乾燥の原因になってしまいます。

・紫外線による刺激

太陽光に含まれる紫外線は、お肌から水分を奪うだけでなくお肌の奥まで浸透して皮膚の若い細胞を傷つけます。

傷ついた細胞があると、細胞の並びが不均一になりお肌がゴワゴワして、キメが整わなくなってしまいます。バリア機能を担っている角質層の細胞も不均一になって、バリア機能が損なわれてしまいます。

・誤ったスキンケア

お肌のためを思って行うスキンケアも、やり方を間違えるとお肌を傷つけてしまいバリア機能低下につながってしまいます。

必要以上に洗顔を行ってしまうと必要な皮脂まで除去してしまったり、クレンジングや洗顔時にお肌をこする・熱いお湯で洗う・洗顔の後時間が経ってから化粧水をつけるなどといった誤ったスキンケアは、お肌に負担をかけバリア機能低下になり、最後には乾燥を引き起こしてしまいます。

・生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れはバリア機能低下につながります。健康なお肌は水分と皮脂のバランスが良いためバリア機能を維持できて、お肌を潤わせています。

偏った食事や睡眠不足などによって生活習慣が乱れると、皮脂の分泌がアンバランスになって肌トラブルが起きたり、お肌の回復能力が落ちることでバリア機能が低下したりする原因になります。

原因②:化粧品との相性

粉吹き肌の乾燥以外の原因として、化粧下地とファンデーションの相性が挙げられます。

ファンデーションには、「クリームファンデーション」や「水性リキッドファンデーション」のように水分を多く含むものと、「ルースファンデーション」のように水分をほとんど含まず、粉と油でできているものがあります。

油分の多い下地の上に水分を多く含むファンデーションを使うとメイクのノリが悪くなったり、撥水性のあるシリコンが入ったUV下地の上に水分を多く含むファンデーションを使うとはじいてしまうため崩れやすくなったりします。

下地とファンデーションの成分が合わないと、化粧崩れが起きてしまい、粉ふきを起こしやすくなるのです。

外出先で粉吹きが気になったら?簡単応急ケアと化粧直しのコツ

外出先でのファンデーションの「粉吹き」が気になる時は、乳液・クリーム・オイル・オールインワンジェルなどで応急処置ができます。

乳液は、コットンやスポンジを使って、クリーム・オイル・オールインワンジェルは、指の腹で気になる部分に軽く塗りましょう。

お肌になじんだら、コットンやティッシュでそっと拭き取ったあと、ファンデーションを薄くつけてください。

また、乾燥するとどうしても粉吹きがおきやすくなってしまいますので、ミスト化粧水を持ち歩いておくと便利です。

化粧直しのときに、ミスト化粧水を顔から30cmほど離して吹き付けてからそっとティッシュでオフしたあと、気になる部分のファンデーションを塗りなおしましょう。

粉吹き肌を予防する正しいケアと生活習慣のポイント

ファンデーションの粉吹きを防ぐためには、お肌を健やかに保つことが大切です。毎日のスキンケアや生活習慣を正して、お肌を健康に保ちましょう。

また、粉吹きはメイクのやり方や使用するアイテムに気をつけることでも予防できます。

やりすぎ洗顔に注意!うるおいを守る正しいスキンケア

毎日行っているスキンケアを見直して正しいスキンケアを心がけ、洗いすぎの洗顔には気を付けましょう。

洗いすぎてしまうとお肌に必要な皮脂まで落としてしまい、潤いを保つことができなくなり、バリア機能低下につながってしまいます。

皮脂を落としすぎたことでお肌が乾燥すると、乾燥を補おうとして今度は皮脂が過剰分泌されて、ベタつきや毛穴の開き・ニキビなどの皮脂トラブルを起こしてしまうこともあります。

美肌に皮脂は大切ですが、皮脂は少なすぎず多すぎず、皮脂バランスがとても大切になるのです。

そこで正しい洗顔が重要となってきます。汚れや余分な皮脂は落としながら、必要なものを残すことが正しい洗顔になります。

◯ 正しい洗顔方法

・手のひらか泡立てネットを使って洗顔料を十分に泡立てる

・泡で包み込む感じでお肌をマッサージする

・「気持ちいい」くらいのやさしい圧を心がけながら洗う

・30~36度くらいの流水で1分間くらいかけて丁寧にすすぐ

最後に清潔なタオルで、ゴシゴシこすらず押さえるように水分をふき取りましょう。

その後は十分な保湿 を意識してください。

保湿は、皮膚の水分補充や蒸発防止を目的とし、お肌の湿度を一定に保つことです。洗顔後のお肌は、一時的にバリア機能が低下してしまうことから、できるだけ早く保湿ケアを行いましょう。

ケアアイテムも

・自分のお肌に合っているか

・きちんとうるおいを与えてくれるか

・赤みが出たり刺激を与えたりというマイナス面はないか

などを見極めて選びましょう。

毎日丁寧なケアを持続させることが、お肌の潤い力を上げ、それがバリア機能を高めることになり、お肌の乾燥を防ぐことにつながります。

生活習慣を整える

お肌の潤い成分であるセラミドの生成はターンオーバーにより生成されます。ターンオーバーを整えるためにもまず質の良い睡眠を摂ることが大切です。

質の良い睡眠をとるためには、心地いい寝具や睡眠環境を整えリラックスして入眠すること、また、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

お肌を構成するために必要なタンパク質・ミネラル・ビタミンなどを満遍なく摂取できるよう、栄養バランスに気を配った食事を摂りましょう。

紫外線対策

紫外線は天候や季節に関係なく一年中降り注いでいます。目に見えないダメージをお肌に与えてしまうので、夏だけではなく一年中紫外線対策を行い、紫外線防止効果のあるメイクアイテムを使ったり、日傘や帽子を使いましょう。

化粧下地とファンデーションの相性を確認する

粉吹き肌にならないためにも水性と水性、油性と油性など、同じ性質の化粧品を組み合わせるようにしましょう。化粧品の相性がよくわからない時は、同じメーカー・ブランドでアイテムをそろえるのも手軽でおすすめです。

メーカーが違うものを使いたい場合は、成分表でシリコンの配合を確認し、水がベースになっているかどうかを確認しましょう。

ファンデーションの仕上げにパウダー

リキッドファンデーションを塗ったあとは、仕上げにフェイスパウダーを使いましょう。

パウダーを使うと粉っぽくなってしまうと思われがちですが、使わないとファンデーションが崩れやすくなってしまいます。パウダーはヨレや崩れなどを防いでくれるのです。

乾燥が気になる方には保湿成分が配合されたパウダーを使うこともおすすめします。また、パウダーを使った後にミストタイプの化粧水を吹きかけ、そっとハンドブレスしてお肌にうるおいを与えておくとより良いでしょう。

まとめ

ファンデーションの粉吹きについてお伝えしました。粉が吹いてしまう主な原因は、乾燥と化粧品同士の相性です。

スキンケアやメイクを正しい方法で行うことで、粉吹きは予防できます。生活習慣も正すとより美肌に近づけるでしょう。

ご紹介したメイクやスキンケアの方法を参考に、粉吹きのないきれいなお肌を目指しましょう。

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