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肌の豆知識

現代女性の7割が悩む「ゆらぎ肌」の正体とは?

「なんだか最近、お肌の調子が不安定…」そんな風に感じることはありませんか?
実はその肌トラブル、「ゆらぎ肌」が原因かもしれません。

現代女性の多くが抱えるお肌の悩み、それが「ゆらぎ肌」です。

ストレスやホルモンバランスの乱れ、季節の変わり目など、さまざまな要因が影響し、お肌が不安定になることは珍しくありません。

そこで今回は「ゆらぎ肌の原因とその対策」についてお伝えします。

ゆらぎ肌とは?

ゆらぎ肌とは、お肌のバリア機能が弱まり、外的刺激に対して敏感になった状態を指します。

いわゆるお肌のバリア機能が低下してしまう状態であり、代表的な症状としては、赤み・かゆみ・乾燥・吹き出物などが現れ、いつもは問題なく使えているスキンケア製品がトラブルの原因になることもあります。

特に、ホルモン変動が大きくなる生理前や、気温や湿度が急変する時期には、ゆらぎ肌になりやすいと言われています。

ゆらぎ肌を引き起こす4つの主な原因

ゆらぎ肌は、誰にでも起こりうるお肌の状態であり、特に季節の変わり目やライフスタイルの変化など、ちょっとしたきっかけでお肌のバランスが崩れてしまいます。

ここでは、ゆらぎ肌の原因として特に多く見られる4つの原因をご紹介します。

原因① ストレス

精神的なストレスはホルモンバランスに影響を及ぼすと共に自律神経を乱し、お肌の調子を崩す原因となります。

自律神経には主に日中、活動的に動いているときに働く「交感神経」と、夜眠る前などリラックスしているときに働く「副交感神経」の2つの種類があります。

「交感神経」と「副交感神経」の働きには1日の中でリズムがあり、時間帯によって変化しています。昼間はしっかりと活動し、夜になると自然と眠くなり、そして翌朝にはまたからだが活動に向けて動き出す・・・このような健康的なリズムを支えているのが自律神経です。

しかし、ストレスを感じると交感神経が優位になり、自律神経のバランスが乱れてしまいます。自律神経によって保たれているリズムが崩れると、からだにさまざまな負担がかかります。

また、交感神経が優位になると血管が収縮し、血行不良を招きやすくなります。血行不良はお肌の温度低下につながり、結果としてバリア機能の低下を招きます。

お肌を外部刺激などから守るバリア機能が低下すると、乾燥・ニキビ・肌荒れといったトラブルにつながってしまいます。

原因② 環境要因

季節の変わり目・紫外線・乾燥した空気などがお肌に負担をかけます。

太陽光に含まれる紫外線は、お肌から水分を奪うだけでなく、お肌の奥まで浸透して皮膚の若い細胞を傷つけます。傷ついた細胞があると、細胞の並びが不均一になり、お肌がゴワゴワし、キメが整わなくなってしまいます。

バリア機能を担っている角質層の細胞も不均一になって、外部刺激を受けやすくなってしまい皮膚のバリア機能が低下してしまいます。

また、年齢とともに水分、セラミドなどの細胞間脂質、天然保湿因子は減る傾向にあります。全身に占める水分の割合も、もともと60〜65%であったのが、高齢になってくると50〜55%へと減少するようになり、お肌の内部の水分量も減ってきます。

これらが減少するということはお肌の潤いを保つのが難しくなり、バリア機能は低下しやすくなります。

原因③ 不規則な生活

睡眠不足や偏った食事はお肌の健康を損なうため、注意が必要です。

睡眠が足りないと、お肌の生まれ変わりを促すターンオーバーが乱れてしまいます。そのため睡眠不足や睡眠の質の低下は、お肌のバリア機能が低下してしまい、ゆらぎ肌につながってしまいます。

また、偏った食事も要注意です。お肌は食べたものからつくられますので、外食・インスタント食品・お菓子・添加物まみれの加工食品….そんなものを原料にして出来上がったからだの細胞は健康ではない可能性が高くなってしまうことは容易に想像できます。

そして、これはからだの健康だけではなく、お肌にも当てはまるのです。健やかなお肌のためにはスキンケアだけでなく食生活を整え、バランスの良い食事をとることが大切です。

原因④ 不適切なスキンケア

自分のお肌に合わない化粧品や、過剰な洗顔が逆効果をもたらすこともあります。必要以上の洗顔は、お肌に必要な皮脂まで除去してしまったり、必要な皮脂を失うことでお肌の潤いを保つことができなくなり、バリア機能低下につながってしまいます。

さらには、皮脂を落としすぎたことでお肌が乾燥してしまうと、乾燥を補おうとして今度は皮脂が過剰分泌され、ベタつき・毛穴の開き・ニキビなどの皮脂トラブルを起こしてしまうこともあります。

また、お肌のためを思って行うスキンケアも、やり方を間違えるとお肌を傷つけてしまいバリア機能低下につながってしまいます。

毎日の習慣で変わる!ゆらぎ肌対策4ステップ

お肌が不安定になりがちな「ゆらぎ肌」。 

季節の変わり目・ストレス・睡眠不足など、ちょっとした生活の乱れがお肌に影響を与えてしまうこと、ありますよね。でも、そんな時こそ大切なのは「毎日の習慣」です。

実は、スキンケアだけでなく、日々の過ごし方がゆらぎ肌改善のカギを握っています。

無理なく取り入れられる「ゆらぎ肌対策の4ステップ」をわかりやすくご紹介します。

ステップ① 生活習慣を整える

まずは、質の良い睡眠を摂ることで生活環境を整えることが出来ます。

質の良い睡眠をとるためには、心地いい寝具や睡眠環境を整えリラックスして入眠することが大切です。

・寝る直前の運動や食事は避ける

・眠る前に安眠効果の高い飲み物を摂る

・寝る前は部屋の電気を落とし、人工的な光を避ける

ことが質の良い睡眠につながります。

また、栄養バランスの整った食事もお肌にとって大切ですので、筋肉・臓器・髪・爪などからだの基本構造を作る成分であるタンパク質を積極的に摂りましょう。

またビタミン・ミネラル・食物繊維もお肌には欠かせない栄養素です。健やかなお肌のために食生活を整え、バランスの良い食事を摂るように心がけましょう。

ステップ② 正しいスキンケア

毎日行っているスキンケアを見直して正しいスキンケアを心がけましょう。洗いすぎの洗顔はNGです。

汚れや余分な皮脂は落としながら、必要なものを残すことが正しい洗顔になります。優しく丁寧な洗顔を心がけましょう。

1.きれいな手で洗顔料を十分に泡立てる(泡立てが苦手な方は、泡立てネットを使う)

2.泡を包み込む感じでマッサージするように「気持ちいい」くらいのやさしい圧で洗う

3.30~36度くらいのぬるま湯で1分間ほど丁寧にすすぐ

4.清潔なタオルで押さえるように水分をふき取る

また、十分な保湿を意識しましょう。保湿は皮膚の水分補充や蒸発防止を目的とし、お肌の湿度を一定に保つことです。洗顔後のお肌は、一時的にバリア機能が低下してしまうことから、お肌のためにもできるだけ早く保湿ケアを行ってあげましょう。

ケアアイテムも

・自分のお肌に合っているか

・きちんとうるおいを与えてくれるか

・赤みが出たり刺激を与えたりというマイナス面はないか

などを見極めて選びましょう。

毎日丁寧なケアを持続させることが、お肌の潤い力を上げることになり、それがバリア機能を高めることにつながります。

ステップ③ 紫外線対策

紫外線は天候や季節に関係なく一年中降り注いでいます。目に見えないダメージをお肌に与えてしまうので、夏だけではなく一年中、紫外線対策を行いましょう。

紫外線防止効果のあるメイクアイテムを使ったり、日傘や帽子を使い紫外線対策をすることが大切です。

ステップ④ ストレス管理

ストレスコントロールを身につけましょう。ストレスコントロールとは、自分が落ち着く行動を行うことで、意識的にストレスを軽減することです。

例えば

・友人と食事に行く

・運動をする

・好きな本や映画に没頭する

などです。ストレスを感じた時に、かわせる術を持っていたらストレスとうまく付き合えるようになるでしょう。

自分が心地よく没頭できるストレスコントロール法をたくさん持っておくと、ストレスとうまく付き合えるようになり、結果として肌荒れも防ぐことができます。

また、ストレスを感じてからケアするストレスコントロールだけでなく、毎日数分でも良いのでご自身のリラックス時間を設けるようにしましょう。

例えば

・ラベンダーなどの好きなアロマの香りを楽しむ

・カモミールやルイボスなどのハーブティーを飲む

・ゆっくりお風呂に浸かる

など、ご自身の好きなことを行いリラックスする習慣をつけましょう。

リラックス時間を設けることでストレスを感じにくいからだ作りに繋がります。上手に心身を整えましょう。

まとめ

「ゆらぎ肌」はたくさんの女性が経験する悩みですが、

・質の良い睡眠

・バランスの良い食事

・優しい洗顔と保湿

・紫外線対策

・ストレス管理を日々心がけること

でも改善可能です。

そして、お肌は自身の健康のバロメーターでもあります。自分のお肌に合ったスキンケアを見直したり、生活習慣を整えてお肌を大切にしましょう。

毎日の習慣を見直し、自分のお肌を大切にすることが美しさにつながるのです。

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