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ヘアケア

髪の毛がダメージを受ける3つの原因

髪がダメージを受けてしまってパサパサになってしまったと悩んでる方も多いでしょう。ダメージを受けてパサパサになってしまった髪だとヘアスタイルがうまく決まらないだけでなく、実年齢より老けてみられる可能性も・・・・

そこで今回は、髪がダメージを受ける原因を紹介します。美しい髪は永遠の憧れです。ダメージを受ける原因を知って対策を取り、美髪を手に入れましょう!!

ケミカルダメージ

ケミカルダメージとは、カラーやパーマの施術に使用する薬剤による髪へのダメージのことです。

髪の表面組織にキューティクルがあります。このキューティクルは、通常うろこのように引き締まっており、髪の水分を保持したり、髪の内部組織を守っています。キューティクルは髪の水分を保って潤いをキープする役割を果たしているので、このキューティクルが壊れたり剥がれたりしてしまうと髪が乾いて痛みや乾燥の原因になってしまいます。

どれだけ健康な髪の毛であってもカラーやパーマを繰り返すと、キューティクルにダメージが発生し、髪が傷んでしまいます。

ヘアカラーやパーマは、強いアルカリ性のパーマ液やカラー剤に髪の毛を浸すことで髪の内部のタンパク質に薬液を働かせて効果を出す仕組みとなっています。

このアルカリ剤には、表面のキューティクルなどのタンパク質を膨張させる効果があります。 キューティクルを開かせて、中に薬液を送り込むということです。

しかし、パーマやカラー後のアフターケアをしっかり行わないと、 キューティクルが開いたままになり、そこから内部のタンパク質が流出してしまったりケラチンを切断してしまったりすることで内部がスカスカになってしまいます。結果として髪がパサつきやすくなってしまいます。

カラーやパーマが髪へのダメージになるのは、薬剤によってキューティクルが傷つけられて剥がれてしまうことで、髪の内部の栄養素の流出につながるのです。とくにダメージが強いブリーチやデジタルパーマなどを繰り返したり、短いスパンでカラーやパーマを繰り返すとよりダメージが大きくなっていきます。

ケミカルダメージが髪に与える影響は、キューティクルにダメージを受けることで保護機能が低下し、髪の健康状態が維持できなくなることです。結果、髪の艶がなくなってしまったり、髪が細くなってしまったりします。

しかし、これは軽度の症状です。症状がさらに進むと、髪が縮れたり切れたりしてしまいます。ケミカルダメージによる髪のダメージは修復するのが難しく、切れてしまった髪はもとより、髪が縮れてしまった場合はもとの艶のある髪に戻りにくくなるでしょう。

ですので、パーマやカラーをした後は、しっかりケアしてあげることが重要となります。例えば、毛髪が失ったタンパク質や油分を補給して髪の内部まで補修してくれるサロントリートメントを受けることは非常に効果的です。また、自宅でも栄養補給ができるヘアマスクや、摩擦を軽減できるヘアオイルなどを使用するとダメージの連鎖が抑えられます。髪を大切にするために、ケミカルダメージは最小限に抑えましょう!

髪は長時間、紫外線を浴びている

紫外線はお肌の大敵と思われがちですが、髪にも大敵なのはご存じでしょうか?

私たちの筋肉やお肌をつくるのに大切な「タンパク質」ですが、実は髪の毛も、およそ8割が「ケラチン」と呼ばれるタンパク質で構成されていると言われています。

主成分であるタンパク質が不足してしまった髪の毛は、枝毛や切れ毛、薄毛、ハリやコシが無くなるなど、ダメージを受けてしまいます。髪のタンパク質は様々なアミノ酸で構成されていますが、このケラチンも18種類のアミノ酸が結合したものです。

このケラチンに紫外線が当たるとたんぱく質のもとになるアミノ酸(シスチン、チロシン、フェニルアラニンなど)が酸化し、別の物質に変化してしまいます。特にシスチンは、たんぱく質が正しい構造を保つために必要なS-S結合に深く関わるアミノ酸なのですが、酸化してシステイン酸が生成されると、元のS-S結合に戻ることはできません。

たんぱく質の構造が乱れると、切れ毛や枝毛、パサつきなどさまざまなヘアトラブルを引き起こす原因となります。また髪の土台となる頭皮も、紫外線を浴びるとダメージを受けて頭皮環境が悪化してしまいます。頭皮の状態が悪くなると健康な髪が生えづらくなり、抜け毛や薄毛が進行するおそれがあります。

間違ったヘアケアをしている

美髪を保つには、日ごろの正しいヘアケアが必要不可欠です。特にシャンプー後のスキンケアが重要になります。

実は髪の毛って、濡れている時が一番ダメージを受けやすい状態です。髪の水分を保持したり、髪の内部組織を守ってくれているキューティクルですが、このキューティクルが濡れている時は、水分によって柔らかくなっており、ブラシで梳かすだけでも傷ついたり剥がれたりすることもあるほどダメージを受けやすい状態なのです。

そのため、濡れたままにしておくと髪同士が摩擦を起こしてその摩擦でキューティクルがはがれやすい状態が続いてしまうのです。一度剥がれたキューティクルは戻らないとも言われています。シャンプー後はできるだけ早く、正しい方法で乾かしてあげなければいけません。

では、正しい乾かし方とはどんな方法なのか?

それは自然乾燥でなく、ドライヤーを正しくあててあげる方法です。シャンプー後、ドライヤーの前にタオルドライをしましょう。濡れた髪は痛みやすいです。

ゴシゴシと力入れて拭くのではなく、タオルで髪をはさみこむようにしポンポンと優しくたたくイメージでタオルドライをするようにしましょう。優しくではありますが、しっかりタオルドライをしましょう。

この後にドライヤーです。髪の毛が集中している根元が一番乾きづらいので、最初は根元にドライヤーを当てましょう。その後、中盤から毛先にかけて乾かし、髪の毛全体を8割ほど乾かしてください。この時、空いている手で髪をつかみ上げるようにしてドライヤーの風が通る道を作ると早く乾きやすくなります。

最初に毛先から乾かしはじめると、乾きやすい毛先に余計な温風が当たり、髪の乾かしすぎにつながります。自然乾燥よりはドライヤーを使ったほうがいいのですが、髪は熱に弱いです。乾かしすぎはまたダメージにつながります。乾いた髪の毛にはできるだけ温風を当てないことを心がけましょう。なので、根本から乾かすようにしましょう。

濡れている時が一番ダメージを受けやすい状態であるとは前述しました。濡れている時は、ブラシや摩擦だけでなく熱の影響も大変受けやすい状態です。その濡れている髪にヘアアイロンをあてるのはご法度です。

ヘアアイロンの高温によりキューティクルが傷つき剥がれるばかりか、髪内部に熱によるダメージホールを作ってしまうこともあります。ダメージホールが出来てしまった髪は、乾燥どころかツヤは減り枝毛・切れ毛は増え髪内部の成分や水分が流出していまいます。

その結果、手触りもキシキシとした質感になってしまいます。また、高温にさらされるとタンパク質が変性して髪が硬くなることがあります。髪が一度硬くなったら、元には戻りません。ヘアアイロンを使用するときは完全に乾いた状態で行いましょう。

まとめ

髪がダメージを受ける原因はお判りいただけましたでしょうか?一度傷んでしまった髪は、完全にはもとに戻りにくいです。だからこそ日頃のケアが重要になります。ダメージを受ける原因に対してスキンケアをし、美髪を手に入れましょう!!

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