冬は寒さと乾燥などの影響でお肌がダメージを受けやすいため、ゆっくりお風呂に浸かる習慣がとても大切になります。
湯船にお湯をためてゆっくりと浸かると疲れが和らぎ、美容にも嬉しい効果があると言われています。
今回は、「美肌を目指すための冬のお風呂習慣」をお伝えします。
湯船にゆっくり浸かるだけでからだとお肌が喜ぶ理由

冬は寒さや乾燥でお肌やからだの調子が崩れやすい季節です。しかし、毎日の入浴習慣を見直すだけで、からだもお肌もぐっと健康に近づきます。
シャワーだけで済ませず、湯船にゆっくり浸かることには、美肌作り・リラックス・血行促進など多くのメリットがあります。
浮力で筋肉と関節を休めてリラックス
湯船に浸かったときにからだが軽く感じられるのが浮力です。水深により影響は異なりますが、首まで浸かった場合は体重が約10分の1程度になるとされています。
常に働いている筋肉や関節への負荷が減り、浮遊感によるリラックス効果が期待できます。
温浴で血行促進&疲労回復
からだが温まることで皮膚の毛細血管・皮下の血管が広がり、全身の血流が促進され新陳代謝もアップします。
さらに自律神経の副交感神経系が優位になり、筋肉や関節組織が弛緩する効果やリラックス効果が得られます。
水圧が血流とリンパの流れをサポート
動かない水のなかでからだに働く水の圧力のことを「静水圧」と言います。水深1mにつき76mmHg(0.1気圧)ずつ水圧が増します。
この作用により、手足の血管や腹部の内臓などが刺激を受け、手足に溜まった血流が心臓に押し戻されて、血液の循環やリンパの流れを促進します。
また、上半身にかかる水圧が横隔膜を押し上げて呼吸の回数を増やしてくれるので、心肺機能も高まり、むくみ解消にもつながります。
お肌のターンオーバーを促進
血行が良くなってお肌にも栄養が行き渡り、新陳代謝(角質の生まれ変わりによるターンオーバー)が活発になります。
また、温浴効果で毛穴が開いて老廃物が排出されやすくなること、古い角質が柔らかくなって落としやすくなることも、お肌の調子を良くすることにつながります。
質の良い睡眠へ導く入浴効果
入浴すると、血行が促進され、からだ全体が温まり、体温が1℃くらい上昇します。
そして入浴後は、血管がひらいているために熱が放散されやすいからだになっているので、最終的には体温が下がっていきます。
質の良い眠りのためには体温の低下が必要とされており、この入浴後の体温低下が質の良い睡眠につながるのです。
冬の美肌を守る!正しい入浴習慣と乾燥対策のポイント

冬は乾燥や寒さでお肌のバリア機能が低下しやすく、正しい入浴習慣を知らないと美容効果が半減してしまいます。
湯船に浸かる時間・お湯の温度・洗い方・保湿などを意識するだけで、美肌作りや乾燥対策に大きな差が出ます。
ここでは、冬に実践したい正しい入浴方法とポイントを詳しく解説します。
食後すぐの入浴は避ける|消化不良を防ぐタイミング
食事をした直後の入浴は、本来ならば消化のために胃腸に集まるはずの血液が入浴により血行が良くなることで血液が全身に流れてしまうため、胃や腸の消化活動を妨げてしまいます。
このことが消化不良の原因になったりするので、食事をした後は30分以上時間をおいて入浴するようにしましょう。
理想のお湯の温度
熱すぎるお湯は皮脂を過剰に落とし、乾燥肌を悪化させてしまうことがあります。
38〜40℃のぬるめのお湯で15〜20分ほどゆっくり浸かるのが理想的です。42〜43度以上の熱いお湯につかると皮脂や細胞間脂質などのバリア成分が流れ出やすくなってしまいます。
また、熱いお湯の刺激で交感神経が優位になるため、リラックスとは程遠い結果となってしまうので、お風呂はぬるめのお湯でゆっくり浸かりましょう。
バスタイムでの美肌ケア|毛穴や乾燥対策
お風呂の中でのスキンケアはとても効果的で、特に洗顔はおすすめです。温かいお湯で毛穴が開いている状態で洗うことで汚れがしっかり落ちます。
その後、ボディソープやスクラブを使って、からだを優しくマッサージし、乾燥しやすい肘や膝は念入りにケアしましょう。
保湿効果のある入浴剤で乾燥を防ぐ
冬は保湿効果のある入浴剤(セラミド・ヒアルロン酸・シアバター・米ぬかなど)を選ぶことで、お肌にうるおいの膜を作り、乾燥を防ぎます。
また、お気に入りの入浴剤を使うのもお風呂を楽しむコツになります。アロマの香りが広がる入浴剤は、心身ともにリラックスさせてくれて、ストレス解消にも効果的です。
美肌に近づくためにはストレスは厳禁です。リラックスしてストレスに打ち勝ち、美肌を目指しましょう。
からだの洗いすぎに注意
ゴシゴシと洗うのはNGです。ナイロンタオルなどで強く擦るとお肌のバリア機能を壊してしまうので、泡でやさしく、汚れが気になるところだけ洗うのがポイントになります。
手で優しく洗うのもおすすめです。
シャワーを顔に当てない
シャワーを顔に直接当てると、その刺激が乾燥やたるみの原因になると言われています。顔の皮膚はからだの皮膚に比べると薄くなっていて非常に刺激に弱いのです。
シャワーで洗顔すると、水圧によって薄い皮膚が強い刺激を受けることになります。結果、角質層にダメージを受け皮脂の分泌に影響を与えたり、水分を保持する機能が奪われたりしてしまうのです。
洗顔はぬるめのお湯で両手ですくって十分にすすぎましょう。
洗浄力の強すぎないボディソープを使う
「低刺激」「弱酸性」「保湿成分入り」のものを選ぶと、お肌の乾燥を防げます。特に弱酸性で保湿成分が添加されたボディソープや固形石鹼がおすすめです。
アミノ酸系の洗浄力がマイルドな洗浄剤をしっかり泡立て、きめ細かい泡で洗うことが大切です。一般的な昔ながらの石鹸だと、アルカリ性で脱脂力が高いものが多いため、乾燥に悩んでいる人には不向きでしょう。
お風呂上がりはすばやく保湿
タオルでポンポンと優しく水分を拭き取ったら、3分以内に保湿ケアをしましょう。湿り気があるうちに潤い成分が配合された保湿剤をたっぷりと塗りましょう。
全身に広げたい場合はミルクタイプの保湿剤が塗りやすく、特に乾燥が気になる部位にはクリームタイプやバームタイプの塗り重ねがおすすめです。
皮脂が少なく乾きやすい、膝下・肘から先を充分にケアしましょう。年齢を重ねると腰回りに乾燥を感じる人もいらっしゃいます。こちらも入念にケアすると良いでしょう。
週1〜2回の湯船でのマッサージ・パック
血行が良くなっている入浴中は、美肌ケアのチャンスです。マッサージやフェイスパックを取り入れて代謝を促進しましょう。
入浴前後に水分補給を忘れずに
入浴は冬でも意外と汗をかいて水分が失われますので、乾燥肌対策のためにも内側からの水分補給が重要です。
水分不足になると血液がドロドロになり、かえって老廃物が停滞しやすくなってしまうので、入浴前後に水分補給を心がけ、内臓を冷やさないためにも常温のお水を飲みましょう。
まとめ
冬は寒さや乾燥の影響でお肌がダメージを受けやすく、正しい入浴習慣が美肌作りのカギになります。
湯船にゆっくり浸かることで、リラックス効果・血行促進・お肌のターンオーバーを高める効果が期待できます。さらに、入浴後の質の良い睡眠にもつながり、心身ともに健やかに保てます。
美肌を守る入浴ポイント
- 食後すぐの入浴は避ける:食後30分以上空けて消化不良を防ぐ
- お湯の温度は38〜40℃:ぬるめで15〜20分浸かるのが理想
- 優しく洗う:泡で手を使い、ゴシゴシ洗わない
- 顔にシャワーを直接当てない:お肌の刺激を避ける
- 保湿効果のある入浴剤を活用:セラミド・ヒアルロン酸・シアバターなど
- お風呂上がりは3分以内に保湿:乾燥しやすい部位は重ね塗り
- 週1〜2回のマッサージやパック:血行と代謝を促進
- 入浴前後の水分補給:内側から乾燥対策
冬の入浴習慣を見直すだけで、乾燥や寒さによる肌ダメージを防ぎ、健やかで潤いのある美肌を目指せます。お気に入りの入浴剤でリラックスしながら、冬のバスタイムを楽しみましょう。
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