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血液が変わればお肌も変わる!美肌を作る血流改善法

血液とお肌、あまり関係がないと思われがちですが実はおおいに関係しています。

実際に何らかの原因で血行が悪くなると、お肌がくすんでしまったりあらゆる肌トラブルを引き起こすことがわかっています。

そこで今回は「血液とお肌の関係・血液をサラサラにする方法」についてお伝えします。

健康と美容を支えるサラサラ血液の重要性

人のからだの中には隅々まで血管が張り巡らされていて、その血管の中を血液が流れていますが、量にすると体重の48%を占めていると言われています。

血液の役割は主に

・物質の運搬

栄養素や酸素などを全身の細胞に送り届けると同時に二酸化炭素を回収する

・生体防御

カラダに侵入した細菌やウイルスなどを除去する

・止血

傷ついた血管を修復する

・内部環境の調節

環境の変化にかかわらず体温や血液のphをほぼ一定に保つ

といった生きていく上で非常に重要な役割があり、健康のバロメーターとも言えます。

サラサラな血液だとか、ドロドロな血液だとかよく耳にしますが、健康に良いのはサラサラな血液です。

サラサラな血液とは、血液中に糖や脂質が過剰に含まれず、酸素や栄養素の運搬がスムーズに行なわれ、血液の役割が滞りなく行われている状態です。

逆に、ドロドロな血液とは、血液がスムーズに流れにくい、血管が詰まりやすいといった状態を指しています。いわゆる血行不良の状態です。

血行不良になると、酸素や栄養素を運ぶことがスムーズに行われなくなってしまったり、ドロドロな状態なので白血球も全身に行きにくくなり細菌やウイルスを倒す役割も鈍ってしまいます。

結果、ドロドロな血液では様々な健康被害につながってしまうのです。からだを健康に保つには、サラサラ血液を維持することが不可欠です。

そんな、からだにとって重要な役割を持った血液ですがお肌とも密接に関係しています。血液をサラサラに保つことは美容にも良い影響を与えるのです。

サラサラ血液で血行が良い状態だと酸素と栄養素がスムーズにお肌に届き、新陳代謝が促進されます。新陳代謝が促進されるということは、お肌のターンオーバーが安定し、くすみ軽減・お肌の透明感・ハリにも大きく影響します。

逆にドロドロな血液で血行不良な状態だと、肌細胞に必要な酸素や栄養が行き届かなくなり、お肌の新陳代謝が滞ってしまいます。

結果!

・ターンオーバーの乱れ

・角質が厚くなる角質肥厚

・メラニン色素の沈着

がおき、老けた印象が強くなってしまったり、お肌の透明感が失われます。

また、血行不良によって血流が減り赤味が減少すると、お肌の黒ずみや黄色が目立ってしまいます。身体のためにもお肌のためにもサラサラな血液を保つことが大切なのです。

血行不良の原因とその影響

血液は、生きていく上でもお肌のためにもサラサラな血液であることが大切です。では血行不良になるにはどのような原因があるのでしょう。

▶運動不足

からだの筋肉はポンプのように働いて、血液が心臓に戻る手助けをしています。しかし運動不足で筋力が低下していると、このポンプの力が弱くなって血行が悪くなります。

またデスクワークや立ち仕事などで長時間同じ姿勢をとり続けていることも、筋肉が硬くなって血行不良を引き起こす原因となってしまいます。

▶食習慣の乱れ

外食やファストフードが多くなったり、食生活が乱れると脂質や糖質の摂取が増え、血液内の糖質やコレステロールが増えて血液がドロドロになってしまい、血行が悪くなります。

また、過度なダイエットなどにより栄養バランスが偏った食習慣が続いてしまうと、ミネラルやビタミン不足になりやすく、血行不良につながります。

▶水分不足

水分が足りず体が脱水状態になると、血液の濃度や粘度が高まって血行が悪くなります。

▶生活習慣の乱れやストレス過多による自律神経の乱れ

夜更かしや朝寝坊をしたり、食事の時間がバラバラで生活習慣が乱れてしまったり、ストレスが溜まったりすると自律神経が乱れます。

自律神経が乱れてしまうと、交感神経と副交感神経の切り替えが上手くできなくなり、常に交感神経が優位になってしまう緊張状態になってしまいます。この交感神経が優位になる状態は血管が収縮し、血行不良を招きやすくなります。

▶喫煙

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させてしまうので、血流が悪くなります。

血行改善のための生活習慣と食事習慣のポイント

生活習慣の乱れや食事習慣の乱れが主に血行不良の原因になります。

下記に血流を改善するポイントを紹介しますので、生活習慣・食事習慣を正し、血液をサラサラにしましょう。

血液がサラサラになりやすい食べ物を積極的に摂る

〇オメガ3脂肪酸

血液中の中性脂肪を減らして血液をサラサラにする作用があると言われています。オメガ3脂肪酸は体内でつくられず、食物から摂る必要がある必須脂肪酸です。

・アマニ油

・えごま油

・魚油

・しそ油

に多く含まれます。熱に弱く、酸化されやすい性質をもっているため、加熱調理には適していません。

〇ビタミンC・E

抗酸化作用が強く、血管の健康を保護し、酸化ストレスを軽減します。ビタミンEはそれ自体が酸化されやすいので、ビタミンCと一緒にとると効果的です。

ビタミンEは

・カボチャ

・アスパラガス

・シュンギク

・ニラ

・サケ

・サバ

・ナッツ類

・キウイフルーツ

などに多く含まれます。

ビタミンCは

・イチゴ

・レモン

・オレンジ

・キウイフルーツ

などの果物類のほか、

・サツマイモ

・ピーマン

・コマツナ

などにも多く含まれています。

〇食物繊維

コレステロール値を改善し、血液をサラサラにするのに役立ちます。

・全粒穀物

・野菜

・果物

・豆類

などを積極的に摂取しましょう。

〇ナットウキナーゼ

納豆に含まれるナットウキナーゼという酵素には、血栓そのものを溶かす効果があります。

〇ポリフェノール

ポリフェノールは抗酸化作用を持ち、悪玉コレステロールの酸化を防ぐ働きがあります。

・赤ワイン

・ブドウ

・緑茶

・ココア

などに含まれています。

注意点として、赤ワインの適量は1日グラス2杯程度までです。またブドウには果糖があるので食べすぎないこと、ココアやコーヒーには砂糖を入れすぎないことを心がけましょう。

適量の水分補給を意識する

体内の水分量が不足すると血液濃度が高まって、血行不良に陥りやすくなります。「適正量の水分」をこまめに補給することが大切です。

適度な運動をする

健康的なからだづくりにおいて運動は欠かせませんが、血行不良の解消においても運動は大切です。筋肉により、血流が良くなるためです。

また、運動によって血行が良くなると、血管の内皮細胞が刺激されます。その刺激によって血管が広がるとしなやかな血管になり血圧低下にもつながります。

血行改善を目指すには、激しい運動は必要ありません。やや心拍数が上がる程度の運動を1日30分前後程度で効果があります。

血液の循環を良くするためにも、適度に運動する習慣をつけましょう。運動が難しい人はストレッチ程度でも構いません。ストレッチをすることで血管が柔軟になり、血液の流れやすさがアップします。特に第二の心臓とよばれているふくらはぎの筋肉や血管を柔軟にしておきましょう。 

まとめ

血行不良になるとからだにもお肌にも悪影響を与えます。

おすすめした方法でサラサラな血液を目指しましょう。血行不良が改善されると、お肌にとって大切な栄養と酸素が行き渡り、美肌に近づけるでしょう。

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