温活生活という言葉を聞いたことはありますか?
冷えは冷え性の原因にもなり、冷え性は肩こり・腰痛・便秘・不眠など、さまざまな不調を引き起こすため、からだに良くないことはよく知られていると思いますが、その冷えはからだだけでなくお肌にとっても悪影響を与えてしまうのです。
そこで注目されているのが「温活生活」です。冷やさないようにするとともにからだを温めて、冷えを改善するための活動を温活と呼びます。温活生活こそが健康につながり、美肌につながるのです。
そこで今回は「冷えがお肌に与える影響とからだを温める温活のすすめ」についてお伝えします。
目次
冷えが肌トラブルの原因に?低体温と美容の深い関係

ご自身の平熱はご存じですか?医学的に平熱は36℃後半から37℃前半と言われています。しかし、実際にはそのラインに達している女性は約2割です。中には35℃を切る人もいます。
体温が低いということは、内臓の温度も低いということで、そうなると基礎代謝が下がってしまい、消費できるカロリーも減ってしまいます。
・汗が出にくくなる
・便秘気味になる
・顔がむくむ
・吹き出物がでる
・お肌のターンオーバーも遅れる
等、体温が低いと健康面においても美容面においても様々なトラブルが発生しやすくなるのです。
さらに、からだが冷えると冷え性の原因になることもあります。冷え性とは、何らかの原因により血流が悪くなったりからだが冷えてしまうことで起きてしまう症状です。
血行が悪くなると、からだに必要な酸素・栄養素が行き届かなくなってしまうだけではなく、蓄積されている老廃物も排出されなくなります。そのため、冷え性になるとさらに色々な不調が現れやすくなります。
冷えるとからだに不調をきたしますが、からだを温めて体温を上げれば、基礎代謝が上がり消費カロリーも増えることで太りにくくなり、免疫力も高まるでしょう。
美容面では目の下のクマやくすみができにくくなり、お肌のツヤも出てきたり肌トラブルが少なくなるでしょう。美肌を目指すためにも体温を上げる温活生活をおすすめします。
温活のススメ:体温1℃アップがもたらす7つのメリット

体温がプラス1度あがる事だけでからだ全体の血流がよくなり、お肌のくすみを解消し健康的な肌ツヤを取り戻すことが可能と言われています。
からだを温めて体温を上げることでお肌のターンオーバーも整い、細胞レベルもあがるのです。温活生活には具体的には次のようなメリットがあります。
〇血流アップ(冷え・肩こりなどの改善)
血流アップとは、血液の流れを良くすることを指します。血液は酸素や栄養素を全身に運び、老廃物や二酸化炭素を回収する役割があります。血流が良くなると、からだの隅々まで酸素や栄養が届きやすくなり、健康維持や不調の改善に役立ちます。
〇免疫力アップ
免疫力が高まると、からだも心も元気になります。健康を守るために、毎日のケアがとても大切です。
〇便秘・むくみの改善
便秘とむくみの改善は、美容と健康のどちらにも効果的です。からだの内側から整えることで、見た目も気分も良くなります。
〇美容効果アップ
美容効果がアップすると「見た目」だけでなく、「心」と「生活の質」も自然と向上します。日々のケアを続けることで、外からも内からも美しくなれます。
〇心身の安定(リラックス効果)
心とからだのバランスがとれていることは、美容・健康・人間関係すべての土台になります。心身の安定は、毎日を元気に、自分らしく生きるための鍵です。
〇基礎代謝アップ(エネルギー消費量が増え、太りにくく痩せやすい身体に)
基礎代謝は加齢とともに下がるため、意識的にアップを目指すことが大切です。運動・筋トレ・栄養・睡眠などを整えることで、効率よく基礎代謝を上げることができます。
◯月経不順の改善
月経不順の改善は、美容・健康・将来の妊娠・生活の質すべてに良い影響を与えます。
日常のストレス管理や食事、睡眠、冷え対策などを見直すことが、改善の第一歩です。
温活生活は、美容のためだけでなく、からだが健康になったり、リラックス効果により精神的にも良い影響を与えてくれるでしょう。
体温を上げる温活習慣と冷え改善術

冷えが引き起こす不調や美容トラブル、あなたは見過ごしていませんか?
低体温は、代謝の低下・免疫力の低下・肌トラブル・不眠など、さまざまな不調の原因になります。
からだを内側と外側から温める「温活」の効果と、今日から始められる実践的な冷え対策を詳しくご紹介します。
皮膚を温める
まずは手足首を温めましょう。昔から首と言われる部分を温めることで体感温度を上げることができると言われています。
いずれもからだの表面近くを血流の多い動脈が通っていますので、首を温めることで全身を流れる血液を温めることができます。
次に「大きな筋肉」がある部分を温めましょう。太もも・二の腕・お尻などです。筋肉は血管が豊富で血流も多いです。血流の多いところは、全身に影響を及ぼしやすく効率よく全身を温めることができます。
さらに副交感神経の中枢がある「仙骨の周辺(お尻の少し上付近)と腸や子宮など大切な器官が詰まったお腹を含んだ腰周り」を温めましょう。ここが冷えると体内の臓器に脳からの指令が届きにくくなり、自然な臓器の機能が働かなくなってしまいます。
入浴を見直す
日々のお風呂をシャワーだけで済ましていませんか?
お風呂は汗や汚れを落とすためだけではありません。湯船にゆっくりつかることで、
・免疫力を高める
・新陳代謝を高める
・筋肉をほぐす
・関節を本来の場所に戻す
・血行をよくする
といった効果があるのです。
また注意したいのが、湯船の温度です。暑すぎるお湯につかるのはNGです。湯温が高いと交感神経が高ぶって眠れなくなったり、自律神経のバランスを崩して、逆に冷えを促進することにもなりかねません。
熱いお湯によってお肌の油分が奪われてカサカサになることもあります。
熱いお湯ではからだへの負担が大きくなるため、38〜40℃くらいに設定し、25〜30分程度ゆっくりとつかり全身を温めることで、代謝アップと共にリラックス効果も期待できます。
また、お風呂ではナイロンタオルなどでからだをゴシゴシ洗うのもお肌にとってNGです。綿などの柔らかな素材のタオルで優しく洗うか、手洗いしましょう。
せっけんやボディソープは、お肌に優しく汚れだけを落としてうるおいを残してくれるものをおすすめします。好きな香りの入浴剤を入れてリラックスするのも良いですね。
体内から温める
偏った食生活は冷え性につながります。栄養バランスが整った食事を摂るようにしましょう。
冷え性対策に重要な栄養素は、ビタミンE・C・B群、そして良質のタンパク質です。その他にもからだの内から温める食材やスパイスを摂ることもおすすめです。
・生姜
・根菜類(だいこん・かぶ・ごぼう・れんこん・山芋など)
・香味野菜(ニンニク・玉ねぎ・ニラ・らっきょなど)
・香辛料(唐辛子・カレー・胡椒・ゆず胡椒など)
があります。
注意してほしい点として、生姜は大量に食べると不調をきたすタイプの人がいます。
生姜を食べるとパッとからだが温かくなるのを感じるために温まったと思われがちですが、実は持続性はないので、のぼせがある方・乾燥・喉の痛み・赤いニキビのように炎症が強い方は食べ過ぎに気をつけましょう。
白湯を飲む
朝は1日の中で最も体温が低い状態です。さらに冷たい水を飲むと体温が下がりすぎてしまいます。そこで白湯です。白湯を飲むと体温が上昇するといわれていますので、寝起きには冷たい水ではなく白湯を飲みましょう。
さらに、夜寝る前にも白湯を飲むことでからだが温まり、良質な睡眠を摂ることにつながります。
筋肉を鍛える
筋肉にはからだを動かす働きの他に、からだの熱を生み出す力があります。運動不足や加齢によって筋肉が減ると基礎代謝が低下し、十分な熱を作り出せなくなり低体温になってしまいます。
また、女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、からだの中で生み出せる熱量が少なく、冷えやすい傾向にあるようです。逆に、筋肉が増えるとからだが冷えにくくなります。
加えて、筋肉は収縮することによって血液を循環させるポンプの役割もあります。筋肉が増えると血流が良くなり、全身に温かい血液が回ることで体温が維持されます。
筋肉を鍛えることで筋肉量を増やせば、からだが温まり体温が上がるでしょう。効率よく筋肉をつけるには、筋肉の大きい下半身から鍛えるのが効率的です。
筋肉の約70%は下半身に集中しています。太もも・ふくらはぎ・お尻などの筋肉を意識して鍛えれば、からだ全体の筋肉量がぐんと増え、基礎代謝もアップしますので、筋トレが苦手という方でも、毎日無理なく続けられるトレーニングで体温アップすることができます。
まとめ
温活生活は健康面においても美容面においても、さらに精神面においてもうれしいメリットがあることをお伝えしました。
ぜひ紹介した温活方法を参考に、健康的に美肌を手に入れましょう!!
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