「お肌がごわごわしてかたい」「化粧品のノリが悪い」「化粧水の浸透が良くない」なんて悩みがある方はいませんか?
お肌がかたいまま放っておくと、さらなる肌トラブルを招きかねません。健康なお肌は、赤ちゃんのようなやわらかいお肌です。
そこで今回は「やわらかいお肌を目指すために大切なこと」についてお伝えします。
目次
やわらかいお肌の4つのメリット

お肌がやわらかいと次のようなメリットがあります。
▶肌トラブルが起きにくい
お肌がやわらかいということは、お肌のバリア機能が正常に機能している証拠でもあります。
やわらかいお肌は水分と油分のバランスが整っているということで、外部の刺激から守りやすく、肌トラブルが起きにくい状態を維持できます。
▶シワになりにくい
お肌のシワは、お肌の角層がかたくなることから始まります。紫外線やストレスなど様々な要因でお肌が敏感になってしまうと、角層が接着しかたくなります。
角層にうるおいを貯め込む空間が十分でないと、セラミドが満たされなくなり柔軟性を失ってしまいます。弾力がないため、お肌の伸縮により角層が折れ、細かいシワが発生します。
お肌がかたいと、シワができやすくなってしまうのです。
▶くすみにくくなる
お肌のくすみの原因は角質にあります。何らかの原因でターンオーバーが乱れて角質が溜まりお肌がくすみます。
やわらかいお肌は、ターンオーバーが正常に働き、くすみの原因となる古い角質がしっかりと剝がれている状態です。
▶お肌が健康的に若々しく見える
お肌がやわらかいと、光の反射が均一になり自然なツヤが出ることで、お肌が健康的で若々しく見えます。
お肌がかたくなる原因と今すぐ見直したい習慣とは?

美肌になるには、やわらかいお肌を目指すことが大切ですが、では逆にお肌がかたくなる原因にはどのようなことがあるのでしょうか?
ターンオーバーの乱れ
お肌がかたくなる原因で一番多いのが、ターンオーバーの乱れです。
お肌がターンオーバーで生まれ変わるのは約1ヶ月(28日)のサイクルと言われていますが、何らかの原因でターンオーバーが乱れると本来排出されるはずの角質がお肌に残り、蓄積することで、お肌がかたくなる「角質肥厚」の原因になります。
ターンオーバーの周期が乱れて長くなるほど、古い角質は剥がれにくくなり厚くなるので早めの対策が必要となります。
このターンオーバーが乱れる原因はいくつかあります。1つ目は「冷え」です。
からだが冷えると血行不良を起こし、お肌の細胞に栄養が行き渡らないことによりターンオーバーの乱れにつながります。「冷え」と言っても冬の寒さだけでなく、夏の冷房によってからだが冷えてしまうことも「冷え」と同じです。
からだを冷やしすぎないようにしましょう。
また、睡眠不足・運動不足・食生活の乱れなどによる「生活習慣の乱れ」もターンオーバーが乱れる原因になります。
睡眠中は成長ホルモンが分泌されますが、成長ホルモンの働きでターンオーバーを促してくれる作用があります。睡眠をしっかりとらないと成長ホルモンが分泌されずにターンオーバーが乱れてしまうのです。
また、運動不足により筋肉量が低下すると、血液の流れが停滞することでお肌への栄養も届かなくなり、新しい細胞を作ることができなくなります。これもターンオーバーが乱れる原因になります。
栄養不足も同様で、過度なダイエットや乱れた食事は栄養が偏りがちになります。栄養が偏ってしまうことでお肌を作るために必要なタンパク質やビタミンが不足してしまうと、ターンオーバーが乱れてしまいます。
こういった様々な原因でターンオーバーが乱れ、角質肥厚につながり、お肌がかたくなってしまいます。
紫外線ダメージ
紫外線による刺激も、お肌がかたくなることの原因となります。紫外線がお肌にあたると、「お肌を守ろう」と紫外線ダメージを与えないように角質を厚くしお肌をかたくするのです。
また、紫外線を過度に浴びると、皮膚のバリア機能の低下を招き、お肌の水分を保持できなくなります。その結果、お肌の乾燥が引き起こされ、カサつき、かたくなってしまいます。
間違ったスキンケアによる摩擦
洗顔や肌ケアのときにお肌をゴシゴシとこすって摩擦を与えてしまうと、お肌に防衛反応が働いて角質が厚くなってしまいます。
この厚くなった角質によりお肌がかたくなってしまいます。正しいスキンケアを心がけましょう。
お肌を柔らかくするには?毎日の習慣とケア方法

お肌をやわらかくするには、毎日の保湿を徹底し、水分と油分のバランスを整えながらターンオーバーで古い角質を落としましょう。
また、紫外線予防を徹底して、お肌のバリア機能を低下させないことが大切になります。
ターンオーバーを整えるために生活習慣を見直す
生活習慣を整えることはターンオーバーを整えることにつながります。
まず、質の良い睡眠を心がけましょう。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、ターンオーバーを促してくれます。
・心地いい寝具や睡眠環境を整えリラックスして入眠する
・寝る直前の運動や食事は避ける
・安眠効果の高い飲み物を飲む
・寝る前は部屋の電気を落として人工的な光を避ける
ことが質の良い睡眠につながります。
睡眠の他に、栄養が偏ることもターンオーバーが乱れてしまいますので、ターンオーバーを整えるためにタンパク質・ビタミンB群・ビタミンE・カリウム・カルシウムを積極的に摂ると、粘膜や皮膚を健康に保つことができ、美しいお肌を作るのに良い効果を得られます。
また、適度な運動も行いましょう。運動不足は血流が滞り、やがてターンオーバーの乱れに繋がります。
1日10分程度の軽い運動をすることでも簡単に血流を良くすることができます。まずは軽いウォーキング程度からからだを動かす習慣をつけましょう。
適度な運動をすればストレス発散にもなって、細胞が活発化するでしょう。
紫外線対策の徹底
紫外線は天候や季節に関係なく1年中降り注いでいます。目に見えないダメージをお肌に与えてしまうので、夏だけではなく1年中紫外線対策を行いましょう。
日焼け止めクリームは忘れないようにし、紫外線防止効果のあるメイクアイテムを使ったり、日傘や帽子などの日よけアイテムを使うのもおすすめです。
目からも紫外線は吸収してしまいますので、UVカットサングラスがおすすめです。やむを得ず日焼けをしてしまった場合は、普段のケアにプラスした保湿ケアなどを行って、受けてしまった紫外線ダメージを少しでも和らげましょう。
正しいスキンケアを心がける
お肌を強くこするスキンケアは絶対にNGです。
洗顔する際は洗顔料をよく泡立てて優しく洗い、その洗顔料を洗い流した後のタオルドライも優しく行ってください。
清潔なタオルで、ゴシゴシこすらず押さえるように水分をふき取りましょう。タオルを選ぶ際にもなるべくお肌に負担の少ない柔らかなコットン素材などのものを選ぶのもおすすめです。
化粧水などを塗る際も、お肌に負担がかからないようにこすったり叩いたりするのは絶対にやめましょう。手のひらでじんわり押し込むように、やさしくお手入れしてください。
また、乾燥対策も大切です。お肌が乾燥すると、古い角質層がたまりキメが乱れやすくなるため、
・化粧水をたっぷりつける
・乳液やクリームで蓋をする
などの基本的なスキンケアは絶対に怠らないでください。
スペシャルケアをする
いつものスキンケアに加えて、ファイスマッサージやフェイスパックなどのスペシャルケアを取り入れましょう。フェイスマッサージをして血流をよくし、内側からケアをしてあげることも硬くなったお肌をほぐすのに効果的です。
また、保湿美容液などがたっぷり含まれ、即効性を感じやすいシートマスクを使用することで、お肌に集中的に保湿成分をチャージすることができます。
保湿成分や使用感などをチェックしてご自身に合うものを選んで、適切な使用頻度を守り、お肌のスペシャルケアを行ってみてくださいね。
まとめ
お肌のやわらかさの大切さを紹介しました。かたいお肌はあらゆる肌トラブルに繋がります。
逆にお肌がやわらかい状態はお肌が健康的であるということです。美肌を目指すにはお肌をやわらかくすることが大切です。
紹介した方法を参考に健康的にお肌をやわらかくしましょう。
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